絶望スキマカゼ

[Verse 1] 堪らなくなってキレた夜 積もり積もった胸の苛立ち 上司の声がまた繰り返す 握りしめた拳、冷えた空気 [Pre-Chorus] 背中合わせの地獄の沙汰 もう限界だって叫んでた 長い寒い冬の三ヶ月越えて 温もり求めたら隙間風 [Chorus] 絶望、もうトめどなく過ぎてく 春の風が僕を裂いてゆく 愛も夢も捨てた無職の道（サスらい人） 堪忍袋は切れたまま、戻らない [Verse 2] 後悔の海に浮かぶ影 謝る言葉飲み込んだまま プライドが刺すその痛みだけ 誰も知らない戦いの中 [Pre-Chorus] 漂う心の行方はどこ 長く深く闇へと潜る 夜明けを待たずに航海に出る 彷徨い続ける不安な舳先 [Chorus] 絶望、暗闇に響き渡る 春の影に怯え続けながら 生きる意味さえも見えない日々 冷えた孤独を抱きしめた、さよならも [Bridge] 自分なんて価値なんかない そう言い聞かせたら楽になるか？ でも胸に燻る何かの声が 「まだやれるだろう」と問いかける [Pre-Chorus] 新しい風を探しに行く この冬が明ける前に見つける 春がくるまで変わる自分を 胸に抱きしめまた風孕む [Chorus] 絶望、きっと何度も越えていく 春の風に背中押されながら 愛も夢もまた見つけてみたい 隙間風の向こう側、掴む未来 [Outro] 隙間風の向こう側、掴む未来 温かい春を、もう一度迎えよう