[Intro] (Instrumental) [Verse] 桟橋で ウミガメと目が合った 無言のまま「いってらっしゃい」って笑ってた 潮の匂いと 初めての風に ひとりで来た理由を 忘れたくなった [Verse] 雨上がり 空に虹が二重にかかった 誰にも見せたくないくらい 綺麗で 「ひとりで見るには もったいないね」って つぶやいた声が 波にさらわれた [Bridge] 民宿の おばあちゃんの味噌汁 涙出るほど あったかかった グラウンドで転んだ子どもとサッカー 気づいたら 心がほぐれてた [Chorus] 何もない場所に来たのに 気づけば こんなに満たされてた 電波の届かないこの島で 誰かの声が ずっとそばにあった [Inter] (Instrumental) [Verse] アトリエの中 海の色が溶けた絵 「この島に恋してさ」って笑う人 船で出会った旅人と 気づけば次の島も一緒に歩いてた [Verse] 船が出なくなった日、予定が消えた でも 港で猫が寄り添ってくれた 一匹のやさしさに救われた午後 もう少し ここにいてもいい気がした [Bridge] 古い神社で 祭りの音 灯りの下で出会った笑顔たち 案内所が閉まっていた朝 おじいさんがくれた地図に 道が増えた [Chorus] 宿のノートに残されたメッセージ 「帰りたくない」って、誰かの文字 知らない誰かと想いが重なって ノートをめくる手が震えた [Bridge] どこか懐かしい景色が 心の奥を そっと揺らした 涙の理由がわからなくて でも もう帰れない気がした [Chorus] 最後の船が 白い飛沫を上げる キャリーに入らない思い出が溢れてた 桟橋で見送る人々を見て 言葉にならない想いがあふれた [Outro] 夜の浜辺 星が降っていた 波音だけが「またおいで」と言った [Ending] (Instrumental)

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