
作詞:都鳥流星 作曲:滝沢洋一(1991) [Verse 1] 終電ぎりぎり 降りた駅 薄いネオンが まぶたに染みる 路地を抜けたら あの角曲がって カウンターの奥 いつものグラス 氷が揺れる 背中の愛は グラス越しに 火照った笑い 知らない名前 飛び交う夜に バーテンダーだけ 全部覚えてる [Chorus] 今夜 エビススタンドバー 狭い空に 音が降る あなたの横顔 灯りに溶けてく もう帰れない このまま朝まで 今夜 エビススタンドバー 誰かの失敗談が 救いになる 乾いた心に 少しだけ強い酒 そして 少しだけの勇気 [Verse 2] 壁際のDJ 針を落として 知らないキョクが 胸の奥刺さる 「これ何てタイトル?」 あなたが聞く 答えないまま 頷くだけ 薄いミントの 香りすり抜けて スマホの画面 伏せたままで 今日の失意も 明日の愛も ベースの隙間に 置き去りにする [Chorus] 今夜 エビススタンドバー 言えなかった言葉 踊りだす あなたの指先 グラスをなぞれば 世界の速度が 少しだけ緩む 今夜 エビススタンドバー 目と目が合うたび 嘘つけない ほどけたネクタイ 鳴りやまないリズム 「もう一杯だけ」 嘘みたいに本気 [Bridge] [フロアの照明が落ちて ざわめきだけが残る] DJの手元 静かに光る 「ラストにしようか」 小さな声 あなたの「まだ帰りたくない」で 夜が もうひとめぐりする [Chorus] 今夜 エビススタンドバー 終わらないでと 心が騒ぐ 混ざったグラスと 混ざった感情 明日を少し 諦めてみる 今夜 エビススタンドバー 駅までの距離も 忘れている 小さなこの場所 世界の真ん中 あなたが笑う それだけでいい

