俺がそばにいる

[Verse 1] 出かける君は今日も完璧！ メイクも隙のない着こなし ただ無愛想に 無口な朝 戦さ場へ武者震いか？ ブルーな君は語らない 俺にできるのは見送ること 「いってらっしゃい」 小さな背中 見つめるだけ [Pre-Chorus 1] ガラス越し じっと見送る 俺の声は届かなくて 君が戦うこの世界は 今日も厳しく冷たくて [Chorus 1] 出かける君は今日も無口 視線は遠く どこを見てる？ 戦いの刻が待っているのか 「負けるなよ！」と 心で呟く [Verse 2] 帰った君は今日も重症 素顔のまま 部屋着のまま 戦いの傷を堪えている そばでじっと見つめるだけ 温めた湯に身を沈める 少しだけホッとした表情 それでも心の霧は晴れず 俺は黙って寄り添ってる [Pre-Chorus 2] 何も言わず俯いたまま 湯気に溶けそうな君の影 その背中を ただ見つめて 俺は静かに寄り添ってる [Chorus 2] 帰った君は今日も暗い 背中はまるく なんで泣くの？ 次に備えて身体休めろよ 「たっぷり食えよ」と そっと寄り添う [Bridge] 眠ったままの君は目覚めない ミノムシのように丸まったまま 不思議な不安が俺を苛む お皿を叩くも 起きやしない ひょいと飛び乗り覗き込む 「たまには休息も必要だな」 （にゃー） [Verse 3] お腹を見せて　クルリ転がる 指先で撫でてくれればいい 仕事なんかより 俺を見ろ お前は俺の奉仕者だろ？ [Final Chorus] 君がいなきゃ 俺は困る ちゃんと食べて 俺を撫でろ 君が笑えば 俺は満足 君の指が 優しい風が吹くように　俺の背を撫でる そうだそれだ 俺をご機嫌にするには 君もご機嫌じゃなきゃいけないよ！ （ふみゃあー）