
[Intro] 「ここは…どこじゃ?見たことのない家並み、妙な光があふれ… ああ、これは未来の世じゃな。どれ、人々の暮らしを見て参ろうか。」 [Verse 1] 街を歩けば忙しなく 誰もが己のことばかり 人のために手を伸ばす 心の余裕はどこにある? 見知らぬ若者に声をかけ その姿に疑問を抱く 「利己を超えねば世は回らぬ」 そう思うが、言葉に出せぬ [Talking] 「そなた、何ゆえ人のため働く姿が見えぬのじゃ?」 「え、別に俺、自分のことで手一杯なんで。それに、誰かのためとか考える余裕ないっすよ。」 「なんという浅き考えよ…!人のつながりを知らぬのか…。」 [Chorus 1] 責任なき言葉が響く 利己の波が人を隔てる 未来を繋ぐ力を忘れ 崩れる世は砂の如く [Verse 2] 立派な衣を身にまとい 人を束ねる立場の者 目を伏せながら指示を出し 結果を問わず席を守る 人のためと見せかけて 己の保身が透けて見える そんな姿が目につけば 腹の奥から湧く怒り [Talking] 「そなた、立場ある身ならばその務めを全うすべきぞ!」 「いや、俺だって頑張ってますけどね。配下の失敗は…まぁ自己責任でしょ?」 「なんたる無責任な言葉ぞ!それでよく、上に立つと申すか!」 [Chorus 2] 責任なき背中が揺れる 他人任せで全てを流す 未来を導く力を持たず 崩れる世は夢の如く [Bridge] 責任とは何ぞや? 己が胸に抱く誇り 逃げる者には何もなし 未来を守る気概こそ要 [Chorus 3] 責任を忘れた心よ その行方に未来は見えぬ 人のために尽くす力が 世を守りて灯を繋ぐ [Talking] 「よくもまあ、そんな言葉を吐けるものじゃな! そなたらが忘れた責任こそ、世を回す力そのもの! 目を開けよ、心を動かせ! 己だけを守って何が残る!?今こそ改めよ!」 [Outro] 利己を超え、手を取り合えば 未来の光は蘇る 責任を胸に抱きしめて 共に紡ぐ新たな世を
