
[Verse 1] ホテルのロビー 濡れたコートの匂い ガラス越しの雨が 街をぼかしている 予約したままの 名前呼ばれない席 君の横顔だけが やけに鮮やかだ [Chorus] 最後の夜を食べ尽くすように 重ねた皿も 飲み干したグラスも 「さよなら」より 重い気がして 君の声だけ まだ飲み込めない 傘とタクシー どっちを選ぶの 一緒に出るか 一人で帰るか 愛してたこと 愛してること 同じテーブルじゃ 言えなかった [Verse 2] ホテルのレストラン 薄暗いシャンデリア 運ばれてきたスープ 湯気が目にしみる 「仕事が忙しいね」 ずっと聞いた言い訳 フォークの先で今 静かにほどけてく [Chorus] 最後の夜を食べ尽くすように 並んだパンくず 指で集めてる 「ごめんね」だけが 増えていくけど 君の笑い方 変わらないままで 傘とタクシー どっちも要らない 濡れてもいいか 離れて歩くか 愛してたこと 愛してること どちらを守れば よかったんだろう [Bridge] エレベーターの鏡 ふたり 他人みたい 言葉 探すたび かいすうだけ増えてく ロビーのドアが 自動でひらくたび 冷たい雨が 決心を急かす [Chorus] ホテルの前で開いたままの 一本きりの傘 肩がはみ出してる 「ここでいいよ」と 君が笑うから タクシー止めて ナンバーも見てない 傘とタクシー 君はどっちだろう 連れて帰りたい もう帰せない 愛してたこと 愛してること 閉じたドア越しに やっと言えたよ

