
無彩 - uncolor
違和感も、衝動も、感情も。ひとつずつ脱いでいった先に残ったのは、誰のものでもない、静かな輪郭だった。「uncolor」──無に近づくことが、
April 6, 2025 at 4:10 PMv4
[Verse 1] 無音で始まる朝 整えた輪郭 意味は不要 合わせ鏡のような日々 違いを探すのは もうやめた [Pre-Chorus] 望まれた重さは 思ったより軽くて 演じたつもりもないまま いつのまにか枠の中 [Chorus 1] 淡い輪郭に寄りかかり 熱いものから 離れていた 多すぎても 少なくても 何かが 崩れてしまいそう 無風であることが 正しい気がしていた [Verse 2] 言葉が消えた夜 意味も知らず 手放した声 空白だけをなぞる日々 風も 起こせずに 立ち止まる [Pre-Chorus] 曖昧な選択に 理由なんて どこにもなく 白にも黒にも染まれず ただ 止まっていた [Chorus 2] 薄れた輪郭の内側で 意味のない声が響いた 予定調和にしたがい 消えていく構造体 誰かのフリをして 自分から 離れていた [Bridge] 違和感は あった きっと そういう設計 滲むより 消える それが 正しいとしても [Outro] ただ 映してるだけ 光も 影も 意志のない鏡として 透明に近づいていく
1 Comment
コンパス秘孔式 4w ago
能演者が静かに舞台に在る様が浮かぶメッセージでした。予定調和の中のその様式美と完成された静けさ、その境地に至る感情の波形がとても魅力的に感じるメロディ、とても素敵。
ニュー淡路 4w ago
コメントあざます!この曲だけじゃなく聞く人それぞれに歌詞の解釈をしていただけるのがすごく興味深く嬉しく思ってます。いつもありがとうございますー