きれいだね そう言った あの一言が 喉に刺さったまま 雪の朝 水面に映る 金色の 触れられないもの 呪いのように 落ちた言葉 「美しい」と 刻みつける 胸の奥で 何度も 詰まって消えた声 近づくほど 遠くなる あの日から 逃げられない 見つめれば 見つめるほど 欲しくなる 欲しくなるほど 形が歪む 燃やしたい 壊したい きれいだから 壊したい 抱きしめたい 突き放したい 指先が ただ震えてる FIRE FIRE 奥の奥まで FIRE FIRE 指で触りたい きれいなものほど 遠くにある [Verse 2] 古い街 雨の匂い 誰もいない 朝の石畳 遠い空 赤くなって 世界が少し 綺麗に見えた 言葉が 出かかって 口の中で 止まった 立ち尽くす姿に 息を呑んで 儚さを知る 壊せば 消えるのか 消えれば 自由なのか 重たい問いが 喉を塞いでいく 燃やしたい 壊したい きれいだから 壊したい 欲しかった 欲しくなかった どっちの声も 自分のものだ FIRE FIRE 夜を裂いて FIRE FIRE 足がすくんでる 壊れる前が いちばん怖い マッチの匂い 指先の あの感触 池に揺れる 金色 炎を映して 歪んでいく 「美しい」と あの呪縛が 喉に張りつく 消えない熱を 燃やしていく 燃やしたい 壊したい きれいだから 壊したい 愛したい 憎みたい 矛盾のまま 抱えていく FIRE FIRE もう戻れない FIRE FIRE これでいい 燃え尽きたあと 灰の中に 消せない火種が 胸の奥で爆ぜる 燃やしたい 壊したい 灰のなかで 綺麗だ