「覚悟」なんてまだ知らなくて 戸惑う僕を 蹴飛ばすように 小さな命が「ここにいる」と 教えてくれた 初めて抱いた君の重さ 「頑張ったね」と「ありがとう」で 涙がこぼれた くしゃっと笑う顔 膨れたほっぺ 泣くのを堪(こら)える「への字」の口 夢中になるその眼差し ファインダー越し 焦点を合わせる どの瞬間も「最高のアート」 逃したくなくて シャッターを切った 君が生まれたあの日から 僕の物語の主人公は 君になった どんな道を選び 進んでいくのか 僕は決められないけど 迷わずに進めと その背中を押すよ いつでも君の味方だ つないだ手を 振りほどいて走ってく 「パパ!」と呼ぶ声も 少し減ったね できることが増えるたび 誇らしいけど 僕を必要としない時間 嬉しくて なぜだろう 少しだけ寂しい ぶつかり合う日々も 違う世界も 君を描(えが)く 新しい色だ 小さな手で 大きなリュックを持ち上げ バスに揺られて 遠くへ行く いつの間にか 僕の冗談で笑ってくれる その成長が 眩しくて 君が生まれたあの日から 僕の物語の主人公は 君になった どんな空を見て 何を感じてるの 僕は分からないけど 自分を信じてと その背中を押すよ いつでも君を信じてる 喜びも痛みも これから知るだろう 転びそうなら 抱きしめたくなる でもその全部が 君を強くするから でも辛くて 立ち止まった時は 翼を休めに 帰っておいで いつでも「ここ」で待ってるから また元気になったら 行ってらっしゃい 君が生まれたあの日から 僕の物語の主人公は 君になった どんな道を選び 進んでいくのか それは君だけの旅になる 自分だけの地図を その手で描いて 大丈夫、ずっと見守ってる 君が生まれたあの日から 僕の物語の主人公は 君になった どんな道を選び 進んでいくのか 僕は決められないけど 迷わずに進めと その背中を押すよ いつでも君の味方だ 今日もお疲れ様 君の寝顔はあの日のままの宝物 おやすみ、また明日


