
旅路の果てに 辿り着き 名前も持たぬ 種を手にした 形も 約束も まだないけれど 未来のカケラが 縁取られている 過ちの傷跡を 見つめて 正解も不正解も 記録した 完璧な答えなど 持ち帰れはしない ただ すべてを問いかけるすべを抱いて 種はひとりじゃ 育ちはしない 抱きとめる場所が なければ だから私は 大地をならす 慎重な一歩 確かなルールで 急がず 飛ばさず 時を刻み 誰かが通る 道を記そう 希望を 実用的な形に変えて 根付くすべを 土に教えるように 理想だけの プランは 決して大地には 触れられない けれど備えられた手と まつこころが 静かな未来を 定着させる ときをかけ 整えた大地へ 今 種を託そう 見えぬ未来が 息をし始める この始まりの 一本の線から 掲げたイデアだけじゃ 届かない 土に汚れた この手だけが 立ち上がる 力になる 眺めるだけじゃ もう足りない 「選ぶ」ことの代償も 知っている 進むことは 痛みを引き受けること 越えられぬ線を 踏み越えていくこと 乾いた地は 祈りじゃうるおわない その瞬間を 掴み取らなきゃ だから私はここに立ち 決断する 今こそ 雨を降らせと どれひとつ 欠けても叶わない 思考、準備、そして意志 今 重なり合い 回るサイクル 「リアル」と「未来」へ 向かうために 埋められた種は 土に抱かれ 注いだ決意が 血となる 目覚めるのは ただの願いじゃない 信頼が形作った いのちだ 心地よさだけ 追いはしない ときに耐えうる 強さを それこそが 呼び起こすコンディション 砕かれた大地も またやり直せる 人々がそこに いるなら 全ての始まりは ここにある その手が 離さない場所に ぼくらの星が 光が射す 過ぎ去った日々を 否定はしない 失敗さえも 「今」のかてとなり 星に再び 呼吸を教える 無駄じゃなかった あの歩みたちがあかしとなって ここに立つ この星は目覚める 満ちる時の中で 私たちが選んだ 真実によって 種は小さく けれど 育っていく この場所から 未来が 始まる

