[Verse] 赤い月が 砕け散る夜 鉄の匂いと 焦げたアスファルト テレビには 砂嵐ばかりで サイレンだけが 街の鼓動を数える [Pre-Chorus] 睨みつける 巨大な影 震える膝を 無理やり起こして 守りたいものが ひとつでもあれば それだけで まだ立っていられる [Chorus] 物語のヒーローなんて来ない だけど隣の君は 倒れずにいる 小さな背中に 無数の傷を抱え その一歩が 世界を変えるかもしれない [Interlude] (Electric Guitar, Bass, Drums, Synth Pad, Strings) [Verse] 崩れた教室 黒板だけが残り 書きかけの未来は 粉々に砕け 瓦礫のすき間から 誰かが手を伸ばす 指先ひとつの絶望が すべてを終わらせそうで怖い [Pre-Chorus] 空がひび割れ 裂けていく 名前もない怒りと怒りがぶつかり 踏み鳴らす足音が大地を揺らし 世界そのものが震えだす [Chorus] 描かれたヒーローは現れない だけど君の影は 消えずに残る 小さな背中に 隠した傷を抱え その静かな歩みが 誰かを救うかもしれない [Interlude] (Electric Guitar, Bass, Drums, Synth Pad, Strings) [Bridge] 逃げ場なんて どこにもなくて 空も地面も 牙をむき 名前もない影がまた立ち上がり ビルの窓を ひとつ残らず飲み込んでいく [Chorus] あの日夢見たヒーローはいない でも君は 今もここに立っている 擦り切れたその背中が 明日を変える 始まりになる [Ending] 立ち止まるのか 声を上げるのか 壊れた街灯の下で 影が吠えても 月が砕けても 「終わらせない」そのひと言が 夜の底を震わせた


