
カーテンが揺れる 午前十時の風 昨日までのざわめきが 少し遠くなっていく 深呼吸ひとつで 街の色が変わる 今日はちゃんと 軽く歩けそうだ 駅前の自販機 薄いサイダーの青 理由もないまま 遠回りしたくなる “ちゃんとしなきゃ”ばっかで 固くなってたシャツを 少しゆるめたら 風が通り抜けた 白すぎる景色には 少し疲れるから この淡い空くらいが ちょうどよかった 晴れてる ただそれだけで 心まで少し軽かった 水色デイズ ぼやけたままでいい 急がないまま 今日を歩いてく 綺麗すぎない気持ちほど ちゃんと息をしてた 薄く青い世界に 助けられてた 交差点の影が ゆっくり伸びていく 急かさない午後が なんか優しかった うまく言えないこと 増えていくたびに 無理に並べなくても いい気がしてた “特別”になりたいより 今日はもう少し 好きな色を増やしたい 眩しすぎる光じゃ 見失うから このくらいの淡さが たぶん心地いい 水色デイズ はみ出したままでいい 揃わないまま 明日へ続いてく 完成しない感情ほど ちゃんと愛せていた 風の温度が 優しすぎた 真っ白なキャンバスは 少し怖かった でも水色なら 失敗も滲んでくれる だから今日は 少しくらい自由でいたい 水色デイズ 答えなんてなくていい 気分のままで 今日を描いてく 完璧じゃない私たちが 一番自然だった 薄く青い景色の中 ちゃんと笑えてた カーテンが揺れる 午後三時の風 急がなくていいよって 空が淡く光ってた


