
欲しかったものは儚く 北西の遥か彼方の 虹に消え 涙を流す 躓いて、転んだ刹那 大切な誇りや夢を 踏みにじり去ってゆく足 投げやりに地面を見つめ 自らに問いかける意志 大丈夫、まだもう少し 残ってる 胸の奥の灯 ゴールまで歩くだけだと 吐き出した ただ強がりを ずっと見る 手のひらの皴 「今」という光を探す 誓うより、ただ立ち上がれ 明日は来る きっと必ず 「ほ」しかった ものははかな「く」 「ほ」くせいの はるかかなた「の」 「に」じにきえ なみだをなが「す」 「つ」まずいて ころんだせつ「な」 「た」いせつな ほこりやゆめ「を」 「ふ」みにじり さってゆくあ「し」 「な」げやりに じめんをみつ「め」 「み」ずからに といかけるい「し」 「だ」いじょうぶ まだもうすこ「し」 「の」こってる むねのおくの「ひ」 「ご」ーるまで あるくだけだ「と」 「は」きだした ただつよがり「を」 「ず」っとみる てのひらのし「わ」 「い」まという ひかりをさが「す」 「ち」かうより ただたちあが「れ」 「あ」すはくる きっとかなら「ず」 頬につたふなみだのごはず一握の砂を示しし人を忘れず ―石川啄木―

