[Intro] 地下も屋上も表示されない 古びたビルのエレベーター ボタンは全部で十三個 なのに数字はどこにもない [Verse 1] 終電逃した金曜日 近道探して迷い込む 取り壊し前の雑居ビル なぜか一階だけ灯りがつく 扉が開いて誰もいない 乗り込むつもりはなかったのに 背中を押した風のせいで 気づけば扉が閉まってた 最初のボタンが青く光る 機械の声が響き出す 次の停車駅は 常識の通じない世界です [Pre-Chorus] 上昇するのに体が浮く 窓もないのに空が見える 階数表示が突然変わる 一階 二階 無限階! [Chorus] 異世界エレベーター! 扉の向こうは別の宇宙 重力も時間も裏返して 知らない世界へ飛び込め! 異世界エレベーター! 行き先なんて選べない 次の扉が開くまで 心臓の音が止まらない! [Verse 2] 最初の世界は逆さまの街 人が天井を歩いてる 雨粒は空へ吸い込まれ 時計は昨日へ進んでく 次の世界はお菓子の王国 チョコの火山が噴火する 巨大なプリンの城の前 マシュマロ兵士に追いかけられる 三つ目の世界は海の底 魚が言葉を話してる クジラの背中に学校があり タコの先生が数学を教える [Pre-Chorus 2] 面白すぎて帰りたくない だけどひとつ気になること どの世界にも必ずある 同じ形の赤い扉 [Chorus 2] 異世界エレベーター! 奇跡の数だけ扉がある 地図に載らない冒険が 僕の名前を呼んでいる! 異世界エレベーター! 十三番目のボタンだけ なぜか最初から光らない その理由を知りたくなった [Instrumental Break] [Verse 3] 十二の世界を巡ったあと 最後のボタンに触れてみた 止まったままのエレベーター 突然すべての灯りが消える 真っ暗な箱の中央に 小さな映像が浮かび上がる そこに映った十三の世界 全部僕が描いた絵だった 幼い頃の自由帳 空飛ぶ魚に逆さまの街 お菓子の城も海の学校も 忘れていた僕の落書き [Bridge] 最後の扉が開いた先 古い机と小さな椅子 色鉛筆が並ぶ部屋 そこには昔の僕がいた 大人になった僕を見上げ 不思議そうに首をかしげる どうして最近 何も描かなくなったの? 答えられずに立ち尽くす 小さな手が差し出したのは まだ何も描かれていない 真っ白な一枚の紙 [Final Chorus] 異世界エレベーター! 十三番目は未来の世界 まだ誰も知らない景色を 僕の手で描けばいい! 異世界エレベーター! 行き先はもう決めなくていい 思いつくたびに増えていく 世界に終点なんてない! 扉が開く 光が射す 十三番目の世界には まだ名前さえついていない 僕だけの冒険が待っている! [Outro] 朝焼けの街に戻ったら ポケットに一枚の白い紙 裏側に小さな文字がある 次の世界ができたら また乗りに来てね