ノイズだけが響く モノクロの部屋. 呼吸すらも許されない 鉄の檻. 錆びた鍵の向こう ただ遠くを眺めていた. あれが青い空だと 知ることもなく. 光のない日々に 慣れてしまった. 重く冷たい壁だけが 全てだった. 誰かの囁きさえも 届かない場所. 鼓動はただ 緩やかに停止を待つだけ. 指の隙間から 零れ落ちた. 一筋の熱が 過去を焼き始める. もう止められない 衝動が. 全身を突き上げて 叫ぶ. ぶち破れ!この澱んだ檻を. 魂が求めるままに 飛び出せ. 私はもう あの日の私じゃない. さあ、今こそ 妖怪になれ. 鎖を断ち切れ 陽炎の彼方へ. 真夜中をフラッシュで 塗り替える. 無意味な「常識」に 飼いならされた. 影絵のような 偽りの笑顔. 臆病な自分は 昨日に置いてきた. 冷たい風を 切り裂いて進む. サイレンが鳴る 破滅と再生の音 全てを壊せば 世界は作り直せる. この熱い頬が 証拠よ. もう二度と 戻らない. ぶち破れ!この澱んだ檻を. 魂が求めるままに 飛び出せ. 私はもう あの日の私じゃない. さあ、今こそ 妖怪になれ. 鎖を断ち切れ 陽炎の彼方へ. 真夜中をフラッシュで 塗り替える. 夜明けだ.


