**(Aメロ)** 埃っぽい古書(こしょ)の匂いと 深煎(ふかいり)コーヒーの香り いつからかしら 週末の午後は 窓際のこの席が 私の指定席になった ページをめくる指が ふと止まる あなたがくれた 枯葉の栞(しおり) **(Bメロ)** 約束もなしに ここで会っては 読みかけの本を 交換(こうかん)した くだらない筋書きに ケチをつけながら 未来の結末なんて 知る由(よし)もなかった **(サビ)** さよならが下手(へた)だった 私たちの恋は 最後(さいご)のページを 破り捨てたみたい インクの染みのように 心に残るあなたは 今頃どこで どんな物語を生きてるの? 黄昏が街を包む ブックカフェ **(Aメロ)** 向かいの席では 若いカップルが 楽しそうにひそひそ話してる 昔の私たちを 見ているようで 少しだけ胸の奥が ちくりと痛んだ **(Bメロ)** 「いつか自分の店を持ちたい」と 熱く語る瞳が 眩しかった 違う夢を追いかけた あなたの背中 引き止められなかったのは 私の弱さ **(サビ)** さよならが下手(へた)だった 私たちの恋は 読みかけのまま 本棚(ほんだな)の隅で眠る 時間の埃をかぶり 色褪せてしまっても ふとした瞬間に 手にとってしまう 夕暮れの鐘が鳴る ブックカフェ **(Cメロ)** もしも今ここで あなたに会えたら 私はちゃんと 笑えるかな 「元気だった?」なんて ありふれた言葉で 空白の時間を 埋められるはずもないのに **(アウトロ)** そっと本を閉じ 勘定(かんじょう)を済ませる 外はもう冷たい風が吹いてる さよならさえ言えなかった恋の栞(しおり) また来週も ここへ探しに来てしまう、きっと。 ブックカフェ ©︎2025 Nack11 Created with Suno AI Lyrics & arrangement by Nack11