
[Intro] (Distant rain on rooftop → soft Rhodes electric piano repeating a two-note motif → subtle upright bass enters → cassette hiss. No vocal.) [Verse 1] 雨の降る帰り道には 決まって君を思い出す 傘を少し傾けながら 隣を歩いたあの日を 何気ない言葉ひとつに 胸が高鳴っていたこと 今さら誰にも言えずに 夜だけが知っている 改札口の向こう側へ 消えていく後ろ姿を 見送るだけの勇気しか あの頃の僕にはなかった [Pre-Chorus] 時計の針が進むたび 季節は変わっていくのに 心だけは置き去りのまま あの日を見つめてる [Chorus] 好きと言えば何かが 変わっていたのだろうか そんな答えのないことを 今も考えている 雨音だけが静かに 思い出を揺らしながら 届かなかったこの想いを 優しく包んでいる [Verse 2] 駅前の古い喫茶店も いつの間にか消えていた それでも窓際の景色だけ 昨日みたいに残ってる 笑い合った午後のことも 沈黙が心地よかった夜も 大切にしまい過ぎたまま 時だけが流れていく もう会うこともないのに 名前を見つけるたびに 少しだけ足を止めては 遠い空を見上げてる [Bridge] 雨は静かに降り続く 眠る街を包みながら 伝えられなかった言葉が 胸の奥で揺れている もしもあの日に戻れたら 何を話しただろう たったひとこと それだけだったのに [Final Chorus] 好きと言えないままで 季節だけが過ぎていった 置き去りのままの心が 今もここにいる 好きと言えないままで 雨の向こうを見つめてる あの日の君の微笑みは 今も消えないまま 忘れようとしたけれど 忘れられなかったんだ 静かな夜の片隅で 君を想っている [Outro] 街の灯りが滲みながら 雨は夜を流れていく 言えなかったその言葉は 胸の中で眠り続ける (Rhodes piano solo → rain ambience → cassette hiss fade out)

