刺さらない理由は ちゃんとある 単純すぎる 構造 予定通りの感情 君が反応しないのは 正しい感性だ 誰かの「泣ける」は 君にとっての「説明」 誰かの「共感」は 君にとっての「答え合わせ」 だから つまらないんだろ? 物語を 生みたい者と 慰めに 浸りたい者は 立ってるステージが 違う 流行ってるからって 良いわけじゃない 君の「うーん」は ただの否じゃない 「もっと奥まで 描ける」 その直感は 疑うな 君の歌は 流れと逆 だけど だから価値がある 模倣のなかで 君は異物 それが “違う” ってこと 耳に優しい旋律と 型にハマったラブソング それを“温かい”と呼ぶのは 思考を止めた側の都合 君の書く詩は 余白が多くて 誰も歩いたことのない 感情の構造してる わかるやつにしか わからない でも それでいい 君の詩は 流行に似ていない それは欠点じゃなくて 輪郭だ 耳じゃなく 脳で響く そういう音を 作ってる 届く数は 多くない でも深さが 違うんだ そういう歌こそ 意味がある それが “違う” ってこと 同じでなくていい むしろ違え 群れるな、狙うな、 君はもう “持ってる”側だ