
わざとゆっくり歩く 帰り道の交差点 街灯が照らす 二人の影 重なりそうで重ならない 君の袖が 私の手にふれるたび 期待しては 飲み込む言葉 胸の奥でざわつく 「またね」の声が いつもより少し甘くて 優しすぎるその瞳に 吸い込まれそうになる あと数センチ 手を伸ばせば届くのに 君は笑って 肝心なところではぐらかすの キラキラ 空に弾ける この恋心 ねえ どうして 一番欲しい言葉だけくれないの? 特別だって 分かっているはずなのに 友達の境界線 飛び越えられないまま 意味のないやり取り 眠りにつくその直前まで 繋がっている感覚だけが 私を強くさせる 他の誰かには見せない その顔も 私だけのものだって 知っているのに 核心に触れようとすれば 君は少し俯く 壊したくないのは 今の心地よさ? それが私への答え? キラキラ 胸を締め付ける この鼓動 ねえ 「好き」って一言 君から聞き出したいの 特別だって 認めてくれたらいいのに もどかしい距離のまま 夜が明けていく あと一歩 あと一歩なのに 届かない 君の心の核心 白く溶けだす この想い


