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スクールカースト(HAKANA cover)

V6

教室の窓に映る空は 誰の色にも染まらない 机を並べたその瞬間に 見えない線が引かれていた 名前じゃなくて 視線だけで 居場所が決まる朝だった 笑い声だけ 天井を這って 僕は靴先を見ていた 透明になれば傷つかないと 息を潜めて覚えた呼吸 だけど心だけは 誰にも消せなかった 笑って 笑って 誰のための笑顔なんだ 割れた鏡の向こう側 本当の僕はまだ黙ったまま 届かない 届かない 手を伸ばしたその先で 名前も知らない昨日たちが まだ僕を見つめている 教室の隅で鳴るチャイムは 昨日と同じ音のまま 誰かの笑顔 誰かの沈黙 季節だけが追い越していく 窓に映った夕焼けさえ 僕らを平等に染めるのに どうして心の色だけは 名前で呼ばれず消えていく 胸の奥へ押し込めた声は 行き場をなくしたまま揺れる 「普通」という細い糸で 今日も誰かが縛られてる 笑って 笑って その笑顔は誰のため? 壊れた昨日を抱えたまま 明日へ歩けるなら 届かない 届かない そう思っていた空にも 名前なんてなくていいと 風だけが教えてくれた 誰かになるためじゃない 僕は僕で、生きていく