
僕の隣で 肩が触れそうな この距離に 君が居ると 変な緊張感に 拳に力が入る 平静を装って 普段通りの会話 でも、この心音は 下手すりゃ君に 届いてしまうかも? 『これ以上は 近づいたら いけない』 ……理解ってるから 周りに とやかく言われたくない 距離を置いてるつもりでも 馬鹿正直な 僕の身体は 君が居る方へと 誘われる 観てないフリして 視界の隅に 君を措く それでは 足らず 理性と 真逆な本能が 距離を縮め 君の元へと 向かわせる 話はいつだって 身の回りの出来事 本当は もっと 砕けた話がしたい 目の前に 張られた この境界線 幾度 裁ち切ろうと思ったことか でも これが 2人に与えられた 距離 侵すことは 許されなくて 守っていかなければ いけなくて 向けられた その笑顔も 少し潤んだ その瞳も 戸惑う その素振りも 振り返された てのひらも 『 この気持ちに距離を措くことで いつの間にかきっと、 穏やかな感情へと変わってくはず』 そう 決心したのに 僕は 人混みを掻き分け 君の 前に立つ 真っ直ぐ以外は 進む事なんか 出来なかった だって、理解ってるから 君も 同じ様に 僕を見てるの 解ってるから やっぱ、 触れられる距離に 居るって 酷、だよね だって この手で あなたに 触れたいよ それは 『罪』 ですか ?

