もう何も持てない  この両手は空っぽで それでも握りしめていた  崩れかけの砂の城 泣くことで息をして 歌うことで立っていた でも気づいてしまった もう限界だって ここで降ろさせて 全部 ここに置いていく 強がりも 正しさも 「大丈夫」って言う声も 休むことは逃げじゃない そう言い聞かせながら まだ少し 後ろめたい こんな自分が情けない 眠れない夜を数えて 朝が来るのが怖くて それでも続いていく日々に 私はただ 疲れ果てた ここで降ろさせて 誰かのためじゃなくていい 正解も 意味も要らない ただ息をしていたい いつか戻れるかな この場所に この声に 今はただ 目を閉じる 長い長い 休符のなかへ さよならじゃないよ まだ関係修復のはじまりでもない ただの 途中 私は 途中