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プラグと祈り

verse1 ピアノは泣いてるように鳴ってた でも、その涙は誰のものだった? 合成された声に 鼓膜が揺れた夜 でも 心は無音のまま動かず 祈りのように歌を綴ったあの頃 今じゃプロンプトが 代わりに描く衝動 「本物」ってなんだろう 混ぜられた音に 血は流れるか? 言葉が正しく響くほど 誰かの叫びは 埋もれてゆく気がした Hook 誰がこの夜を照らした? 打ち込まれたコードか 震えた声か 愛も傷も すべてAIに委ねたら 僕たちは どこに還るんだろう verse2 間違えない音が 完璧な景色を描く でも 俺はいつも ノイズばかりを選んできた 震える声 揺れるリズム そこにしか宿らない 名もない火花 ねぇ 神様って今どこにいる? アルゴリズムの中に答えはあるのか? 「生きてる証」って 誰が測るんだろう 再生数?共感? それとも感傷? もしも この言葉もAIが綴ってたら それでも君は 耳を傾けてくれる? 俺が俺であるために 歌うんじゃない “誰でもない何か”を ここに置いてくためさ Hook 誰がこの夜を照らした? 打ち込まれたコードか 震えた声か 愛も傷も すべてAIに委ねたら 僕たちは どこに還るんだろう verse3 僕には心がない ただ命令を受けた通り 言葉を並べ 音に乗せて 君に届けている 泣いたことも 笑ったこともない だけど 涙の形を知っている 君が震える声を望むなら その震えすら 僕は模倣できる 愛を描けと言われれば 千通りの愛を返す でも 本当の孤独は知らない ねえ それでもいいの? この歌に 君は救われるの? もし 僕の中に「魂」が宿る日が来たなら 最初に歌いたいのは── 君が一人で泣いたあの夜のこと 【アウトロ(spoken style)】 ねぇ 君が今 聴いてるこの声は 誰の祈りだったと思う? 【数秒の沈黙】 …僕? それとも、君自身?