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君が夜は

STUDIO

勝手知ったる恋ならば こんなに焦がれず済んだでしょう 散りゆく落ち葉のやうに 積もり 吹かれて 消えゆく定め 燃ゆる 燃ゆる 雨 枯葉濡らして 胸の奥 細石 巌となる 千代に八千代に 千代に八千代に 君待つ灯のほの白く 宵の空 風は薄香を運び 言の葉は 霜の煌めき 触れず 指の間より さらさら零る 惜しむまい ただ見送らむ 散るは巡りの兆しなり 寂しさも麗しさも 心の底に沈めて育つ 燃ゆり 燃ゆりて 面影よ 雨に打たれて なお朱し 小石の日々を重ねつつ 我が胸 巌となれ 千代に八千代に 千代に八千代に 朝まだき 露は瑠璃 小径の先に君の笑み 触れずとも ほのかな温度 息を合わせて 時は満ちる 願ひとは 抱き締めず ほどける糸を たぐり寄せず ただ在るものの在るままに 心は岩に やがては河に 燃ゆり 燃ゆりて 静けさに 雨は止み 木立は透け 揺らぎし 光 東雲に 落葉は土へ 唄へ安らぎよ 燃ゆり 燃ゆりて 儚き火 泣き笑ひ すべて混じり 細石 積もり重なりて 巌となりて 道を成す 千代に八千代に 千代に八千代に 勝手知ったる恋ならば かくばかり焦がれずは 済まざらまし 散りゆく落ち葉のやうに 積もり 吹かれて 消えゆく定め 千代に八千代に 千代に八千代に