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再生しないで (Don't play)(Jyuann Cover)

今、本に手をかけ、私を動かそうとしている。 エンタメ至高の悪い思考。 こちとら、人生がかかってんのに。 「どうせこの子は✕✕」っていう、浅い考察が結う。 当たったら「ほらね」のしたり顔。 お前は何もしてないだろう? たくさんの不幸を教えてくれた。 厭世観すら超越した。 でも、助走のような序章。 次回作、次回作と遊ばれてんの。 序盤にあった幸福も、不幸の伏線になった。 また私の人生、再生する気か? 流れる、「動」と「静」と「文」脈。 再生しないで。 この世界のおもちゃじゃないんで。 優しさって肝心な所で冷たい。 まだ残機がある、心で触れたい。 「消えたい」は映えやすい。少女は特段選ばれやすい。 これで満足か、文学様? お気に召すわけないな。 詰め替えてない洗剤。 冷蔵庫の正面に賞味期限切れの証拠。 そんな些細で「暗い」を演出しないで。 「大人」の単位を落として、積み重ねる年齢。 感情の指揮すら担えない。 踏切の音すら聞かないで。 オマージュで「ウミガメのスープ」を飲ませないで。 私、人間なんて食べてない。 ウケ狙い。ぞんざいなテラーの衒い。 成人式が死の合図になりそう。 でもまだ続けたくてだらだらしそう。 丹精な料理も紅茶の砂糖も、 全うするが味がしない。 仕込みで落とされた期限切れの幸。 頬張ってエンディングまで引っ張んの。 「少女は、可哀想な人でした。」 たったそれだけのため。 再生しないで。 この世界のおもちゃじゃないんで。 推敲なしで起きる不幸。 極まった理不尽、筆者が看守人。 「消えたい」は映えやすい。少女は特段選ばれやすい。 これでまた増えた、読者様。 お気に召すわけないな。