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都会のマーモット

[Verse 1] 段ボールの巣穴から 見上げた部屋は広すぎる 冷蔵庫の音にびっくりして しっぽを二回振った 駅まで歩けば人の波 靴のかかとが山みたい 切符をくわえて並んだら 駅員さんに笑われた [Pre-Chorus] 野原なら穴を掘ればいい ここでは家賃を払うらしい 小さな前足で数える 今日もなんとか間に合った [Chorus] 僕はマーモット 都会のマーモット 大きな世界をちょこちょこ進む 信号青まで 耳をすませて 人間社会で生きていく 僕はマーモット 新米マーモット 落としたにんじん拾って笑う 転んだぶんだけ土を払って 明日の巣穴を探してる [Verse 2] コンビニの棚は高すぎて 店員さんを呼ぶ笛がない 背伸びをしても届かないから 台車をそっと押してきた 公園のベンチ 昼休み 隣の人がパンを食べる 「それは僕の?」と目で聞けば 半分こしてくれた [Pre-Chorus] 野原なら風を読めばいい ここでは空気を読むらしい 難しいけれど鼻先で 春の匂いを見つけたよ [Chorus] 僕はマーモット 都会のマーモット 大きな世界をちょこちょこ進む 信号青まで 耳をすませて 人間社会で生きていく 僕はマーモット 新米マーモット 眠たい朝もひげを整え 小さな体に大きな荷物 今日も背負って出かけよう [Bridge] ビルの谷間にも 土の匂いは残ってる 誰かの「おはよう」に 僕も前足を上げた [Final Chorus] 僕はマーモット 都会のマーモット 大きな世界をちょこちょこ進む 迷子になっても 耳をすませば 誰かの声が道になる 僕はマーモット みんなのマーモット 違う暮らしも少しずつ好き 今日の巣穴はこの街の隅 明日も必死に生きていく [Outro] 段ボールの屋根の下 にんじん抱いて おやすみなさい