
[Verse 1] 笑う角度を覚えてた 鏡の前で何度も 期待どおりのひと言が 口を出るたび息が減る 拍手の音が遠のいて 稽古場にひとり残った 上手にできた顔なのに どうして胸が苦しいの [Pre-Chorus] 机にそっと置いた仮面 まだぬくもりが残ってる [Chorus] 正しい顔より わたしの声で この部屋の空気を震わせたい 震える音も かすれる夜も 消さずに歌ってみたいから 正しい顔より わたしの声で 誰かの台詞をおろしたら 仮面の裏で止めてた呼吸 いま からだじゅう帰ってくる [Verse 2] 似合うと言われた役ほど 脱ぎ方さえもわからない 断れなかった返事たち 袖の重さになっていた 窓のほこりに朝が差す きれいじゃない線も見える 誰もいないこの場所なら 小さな本音を鳴らせる [Chorus] 正しい顔より わたしの声で この部屋の空気を震わせたい 震える音も かすれる夜も 消さずに歌ってみたいから 正しい顔より わたしの声で 誰かの台詞をおろしたら 仮面の裏で止めてた呼吸 いま からだじゅう帰ってくる [Bridge] 守ってくれた日もあった だから壊さず置いてゆく ありがとう でもこれからは 素顔で選ぶ役がいい [Final Chorus] 正しい顔より わたしの声で まだ知らない響きを探したい 高くなくても 強くなくても ここから生まれる歌だから 正しい顔より わたしの声で 最初のひと息 吸いこんだ 仮面の裏で待ってた朝に いま わたしの名前を歌う [Outro] 開けた窓から 風が入る わたしは わたしの声でいる

