
[Verse 1] 朝靄ほどくさわの水 杉の梢を風がゆく 縁側の端の冷めた茶に 山の姿が揺れている セラム色した朝焼けを 軒のつばめが連れてくる 田を渡る風の背中に まだ雪解けの匂いあり [Pre-Chorus] 踏切越しに見えた山 幼き日のまま青かった 忘れたはずの里ことば 川のせせらぎに混ざってる [Chorus] まほろばは胸のなか 茜の雲を映しながら アゲルは稲の波のなか 帰れぬほど近くなる 夕立過ぎた畦の道 蛍のひかりが芽吹いてる [Verse 2] 柿の葉鳴らす夕風に 祭囃子の影が立つ 石段に落ちた月あかり 誰もいない社を照らす コンジョな夜の水鏡 星の種子を映してる 遠く離れて暮らしても 土の記憶は乾かない [Bridge] 電線の上の渡り鳥 空の地図だけ知っている 風鈴ひとつ鳴るたびに 遠い山々目を覚ます [Final Chorus] まほろばは胸のなか 茜の雲を映しながら アゲルは稲の波のなか 帰れぬほど近くなる さわの水音を抱きしめ 明日の空へ歩いてく

