
【Intro】 (Clean Guitar) 風鈴が鳴る 今年も夏が 君を連れてきた --- 【Verse 1】 風鈴が揺れる軒先を抜け セミの声だけ響く僕の町 無人駅へ滑り込む列車 君は今年も笑って手を振る 麦わら帽子 白いワンピース 少し伸びた髪を風がさらう 「久しぶり」 その一言だけで 去年までの僕が崩れていく --- 【Pre Chorus】 ラムネのビー玉 転がる音 子どもの頃は気づかなかった 肩が触れる それだけなのに 胸の鼓動が追いつかない --- 【Chorus】 戻れないスピードで 心が夏を駆け抜けていく 「幼馴染み」の僕を 今日だけは置いていこう 笑って隠した本音も 飲み込んできた想いも 君を失う怖さより 君へ走りたい気持ちが強かった 今 友達の向こう側へ --- 【Verse 2】 一両だけの列車が走る 夕焼け色の小さなホーム 遠ざかる窓 小さくなる君 僕の夏まで連れていく 秘密基地に残っていた 飲みかけのラムネはもうぬるくて 泡が消えるその速さだけ 君との時間を思い知る --- 【Pre Chorus】 星が降るほど澄んだ夜 「都会じゃ見えないね」って笑う君 その横顔を守りたいと 初めて願った --- 【Chorus】 鳴り止まない鼓動が 僕の背中を押し続ける 「このままでいい」 そんな嘘は もう今日で終わりにしよう 伝えなかった後悔だけは 未来まで連れていきたくない 君の隣にいたいのは 誰より僕なんだ --- 【Bridge】 始発列車は朝を裂いて 汗ばんだ切符を握り締める 見慣れない街 人波の向こう やっと見つけた 君の背中 震える手で その腕を掴んだ --- 【Last Chorus】 戻れないスピードで 心が夏を駆け抜けていく 「幼馴染み」の僕は 今日ここで終わりにする 風鈴の音も ラムネの泡も あの星空も越えて 君へ 友達の向こう側へ --- 【Last Break】 (演奏が止まる) (息遣いだけが残る) 「……もう、幼馴染みなんかじゃ足りない。」 「僕の恋人になってよ。」

