
[Intro] こぼれた砂の上 まだ消えない足跡 静けさの奥で 何かが息をする [Verse 1] 降り注ぐ影に 飲み込まれそうで ひとつ瞬くたび 世界が砕けていく それでも誰かが つないだ瞬間を この手で 離したくなかった [Pre-Chorus] 怖さを隠すほど 強くなんてない それでも 震える鼓動が まだここにいると 叫んでる [Chorus] 何度砕けても また立ち上がるなら 僕らも何度だって その先を目指すよ 届かない距離を ひとつずつつないで 傷だらけの手で 明日を引き寄せる [Verse 2] 手にした強さが 答えだと思ってた だけどつないだ その先はまた閉ざされる こぼれた欠片が 元の形へ帰る まるで傷さえ 忘れていくように [Pre-Chorus] ひとりでも たどり着けないものがある ひとりでは 見えないものがある だから [Drop] Break the silence 今 時を止めて Break the cycle 巡る砂の 記憶を閉じて この一瞬へ すべてを重ねる Unbroken! [Verse 3] 冷たい光が 流れを縫い止めて 初めてそこに 届いたんだ 見えなかったその先へ 誰かの声が差す ひとつの道になる [Bridge] 僕には 聞こえなかった声 僕には 見えなかった兆し ひとりの世界じゃ 足りなかったんだ だから今 隣にいる その意味を 信じてみたい [Last Chorus] 何度砕けても また立ち上がるなら 僕らも何度だって その先を越えていく もう離さない もう止まらない Stand with me Unbroken [Post-Chorus] 消えない 消えない ここまでつないだ 光は まだ この手の中に もう一度 鼓動が響いた Unbroken... 【Episode Story】 【第12話・Unbroken】 ヴァルザが低く身を沈めた。黒い岩の仮面のような頭部が、ゆっくりと三人へ向く。砂守の少女がナイフを握り直した。 「……来る!」 次の瞬間。巨大な四肢が石床を蹴った。 「速っ――!」 主人公は咄嗟に横へ跳ぶ。直後、ヴァルザの前脚が振り下ろされた。轟音。石床が砕け、拳ほどの破片が壁まで飛んでいく。主人公は転がるように着地し、すぐに立ち上がった。 「……っ、なんだよ今の!?」 サンドワームとはまるで違う。大きいだけじゃない。重い。速い。なにより、一撃の圧が尋常ではなかった。まともに受ければ、剣で防ぐどころの話ではない。主人公の視界に文字が浮かぶ。 ユニークスキルを発動します スキル「Overtake」 対象:災印獣 ヴァルザ 同期開始…… 巫女が主人公を見る。 「スキル発動にどのくらいかかりますか!?」 「あと十秒!」 砂守の少女が小さく息を吐いた。 「十秒……長い。」 「僕もそう思う!」 ヴァルザが再び主人公へ向きを変える。その前へ、砂守の少女が走った。 「時間、稼ぐ。」 「待って!まともにやり合う相手じゃ――」 「分かってる。」 砂守の少女は止まらない。ヴァルザの側面へ回り込み、ナイフを振った。 「ウィンドカッター!」 鋭い風の刃が黒い岩の外皮へ走る。 ギィン――!硬い音。傷と呼べるかも分からないほど、表面がわずかに削れただけだった。 砂守の少女の表情が強張る。 「……硬すぎ。」 ヴァルザが振り向く。 「だめ!逃げて!」 巫女の声。巨大な前脚が横薙ぎに振るわれる。砂守の少女は攻撃が来る直前、足元を見た。石床の上を薄く覆う砂が、わずかに右へ流れる。少女は迷わず反対へ跳んだ。前脚が髪の先をかすめる。 「危なっ……!」 主人公の方が声を上げた。砂守の少女はすぐに立ち上がる。 「まだ?」 「え?」 「あと何秒?あなたのスキル。」 主人公が視界を見る。 「まだあと5秒くらい!」 「分かった。」 砂守の少女は倒れかけた石柱の間へ走り込んだ。ヴァルザが追う。少女は振り返りもせず、床を走る砂だけを見る。 右。左。一瞬遅れてヴァルザの前脚が落ちる。砂が先に動く。少女はそのわずかな変化を頼りに、攻撃が来る方向を読んでいた。 砂守の少女には、《砂読み》というスキルがある。 風向きや砂粒の流れ、地面を伝わるわずかな振動を感じ取り、砂の変化を読み取る力。砂漠で培った感覚を、ほんの少しだけ鋭くしてくれる――砂守の民らしいスキルだった。ヴァルザの巨体が動けば、空気が揺れる。空気が揺れれば、風が砂を動かす。床に積もった砂も動く。砂守として砂漠で生きてきた経験と合わせ、砂守の少女は、そのほんのわずかな変化を拾っていた。 だが、それでも! 「っ……!」 一歩遅れれば終わる。ヴァルザの尾が石柱を薙ぎ払った。石が砕ける。砂守の少女は破片を避けながら走る。主人公が思わず叫んだ。 「危ない!離れるんだ!」 「無理。」 「え!?」 「余裕ない。」 「……無理だけはしないで!」 一瞬だけ砂守の少女が主人公を見る。 「でも、もう少しでしょ?」 「……あとちょっと!」 「じゃあやる。」 ヴァルザが再び突進する。砂守の少女は正面から逃げず、直前で身体を横へ滑らせた。巨体が通り過ぎる。その横腹へナイフを振る。 ガッ――!刃が弾かれた。ヴァルザの意識はもう完全に砂守の少女へ向いていた。再び前脚が上がる。今度は少女の足元の砂が大きく弾ける。 「まず――」 避けるには遅い。砂守の少女が咄嗟にナイフを構える。 その瞬間。主人公の視界が光った。 ユニークスキルを発動します スキル「Overtake」 対象:災印獣 ヴァルザ ・戦闘力 同期 +ADD ・防御力 同期 +ADD ・敏捷力 同期 +ADD ・魔力 同期不可 同期完了 「――っ!」 身体の奥で、何かが一気に噛み合った。 「下がって!」 主人公が地面を蹴る。 「え?」 砂守の少女が振り向いた時には、主人公はもう目の前を通り過ぎていた。ヴァルザの前脚が振り下ろされる。さっきまでなら、避けるだけで精一杯だった。今は――見える。主人公は砂守の少女を抱えるように横へ押し出し、そのまま自分も攻撃をかわした。 轟音。床が砕ける。だが主人公はすぐに反転した。 「そこ!」 一歩。たった一歩で、ヴァルザの懐へ入る。自分でも驚くほど身体が速い。剣を振り抜く。 ガァン――!黒い岩の外皮に深い亀裂が走った。 「……え?」 砂守の少女が目を見開く。主人公も同じだった。振り抜いた剣の勢いを殺しきれず、剣先がその先の石壁をかすめる。石壁まで大きく削れた。 主人公は思わず自分の手を見る。 「なんだ……この力……。」 剣を握る感覚はいつもと同じ。なのに、身体だけが別物になったようだった。ヴァルザが振り向く。前脚が迫る。主人公はそれを真正面から見た。 遅い。いや、ヴァルザが遅くなったわけじゃない。自分が速くなりすぎている。 主人公は前脚の内側へ潜る。そのまま背後へ抜けた。 「こんなに違うのか……。」 サンドワームへ同期した時とは比べものにならない。力も。速さも。身体の頑丈さも。全部が桁違いだった。剣を振っただけで、岩まで切り裂けそうだ。 「これが……ヴァルザの力なのか。」 「大丈夫ですか?」 巫女が心配そうに声をかける。 「うん。今のところは。」 主人公はヴァルザを見る。 「ただ……。」 剣を握り直す。 「こいつ、やばい!」 「……?」 「グラウガの時は、そんなこと考える余裕もなかったけど、災印獣って、とんでもない力を持っている…!」 初めて災印獣と戦ったあの日。生き残ること。巫女と一緒に倒すこと。それだけで精一杯だった。だが今は違う。Overtakeを何度も使ってきたからこそ、分かる。普通の魔物とは明らかに違う。災印獣へ同期した時だけ、身体へ流れ込んでくる力が異常に大きい。 「昼間に戦ったサンドワームの時なんて、比べものにならない!」 砂守の少女がナイフを握ったまま主人公を見る。 「そんなに?」 「うん。」 主人公は小さく息を吐いた。 「剣を振っただけで岩まで切れそうだ。」 ヴァルザが咆哮する。主人公は再び剣を構えた。表情が引き締まる。 「……災印獣って、やっぱり普通じゃない!」 ヴァルザが突進する。今度は主人公から前へ出た。 「来い!」 前脚をかわす。横へ跳び、脇腹に全力で剣を振り抜く。岩の外皮が大きく裂けた。刃が奥まで入る。 「入った!」 そのまま返す。もう一撃。深い傷が走った。 「これなら……!」 ザァッ――。主人公の表情が止まった。 「……え?」 傷口が砂になった。切り裂いたはずの身体が崩れ、床へ落ちる。 「何だ……?」 崩れた砂が、ゆっくりと動き始めた。ヴァルザへ向かって、地面を這うように戻っていく。砂が身体へ吸い込まれる。そして、主人公がつけた傷が消えた。 「……嘘だろ。」 もう一度。主人公は斬る。深く入る。崩れる。戻る。 「だったら……!」 今度は岩皮の上から全力で剣を叩きつける。岩の外皮が大きく砕けた。それでも!ザァッ。砕けた部分が砂になり、また戻っていく。 「なんでだよ……!」 砂守の少女も少し離れた場所からウィンドカッターを放つ。風の刃が脚を削る。しかし、やはりすぐ元に戻る。 「……ダメ。」 主人公が荒い息を吐く。 「一体どうしたら……。」 Overtakeで得た力なら、大岩ですら砕ける。ヴァルザの身体だって、確かに斬れている。 なのに。 「全然……倒せる気がしない。」 砂守の少女が主人公の横へ戻ってきた。 「私なんて、ほとんど傷もつけられない。」 主人公は首を振った。 「でも十秒稼いでくれた。」 「それだけ。」 「ううん、ありがとう。君がいなかったらスキルを発動できなかった。それで十分だよ。」 「……でも。」 少女がヴァルザを見る。 「あなたでも倒せない。」 主人公は答えられなかった。さっきまで感じていた圧倒的な力が、急に頼りなく思える。これだけ強くなっても。届かない。その時だった。少し離れた場所で、巫女が静かに口を開いた。 「……あの砂。」 主人公が振り返る。 「え?」 巫女は、ヴァルザの身体へ戻っていく砂を見つめていた。 「傷そのものが治っているわけではないのかもしれません。」 「どういうこと?」 「崩れたところを……砂でもう一度作っているように見えます。」 砂守の少女も床を見る。 「……たしかに砂が戻ってる。」 「はい。」 巫女は少し考えてから、二人を見る。 「だったら……。」 荷物へ手を伸ばす。 「その崩れた砂を、動けなくすれば。」 主人公が巫女を見る。 「動けなくする?」 巫女は頷いた。 「もしかしたら、今度は傷を残せるかもしれません。」 巫女は荷物の中から水袋を取り出した。主人公がそれを見る。 「……水?」 「はい。」 だが、巫女はそれだけでは止まらなかった。荷物の奥から、さらに小さな袋を取り出す。 もう一袋。さらにもう一袋。主人公は思わず目を丸くした。 「そんなに持ってたんだ!?」 「砂漠へ入る前から、ここでは水や氷の魔法が使いづらくなると分かっていましたから。」 「それで準備してたの?」 「はい。休める時に少しずつ集めておいたんです。」 砂守の少女が巫女の荷物を見る。 「……重かったでしょ。」 巫女は一瞬黙った。それから少しだけ笑う。 「まあ……少しは。」 主人公も思わず微笑んだ。 「言ってくれたら、僕も持ったのに。」 「ふふ。ありがとうございます。」 巫女は小さく首を振る。 「でも、いつ必要になるか分かりませんでしたし……使わずに済むなら、それが一番だと思っていましたから。」 主人公は、砂漠へ入る前の会話を思い出した。 「そういえば……砂漠に来たときに『工夫が必要ですね』って言ってたよね。」 「覚えていたんですか?」 「うん。」 「ふふ、これもその工夫の一つです。」 巫女はヴァルザを見る。柔らかかった表情が引き締まった。 「全部使えば……たぶん、一度くらいは止められると思います!」 「一度だけ…。」 「はい。」 巫女は正直に頷いた。 「これを使い切ったら、同じことはすぐにはできません。」 主人公もヴァルザを見る。再び身体から砂をこぼしながら、こちらへ歩いてくる。 「……十分だよ。」 剣を握り直す。 「一度止まってくれれば、その間に僕がやってみる。」 巫女は少し心配そうに主人公を見る。 「無茶はしないでくださいね。」 「うん。」 主人公は小さく笑った。 「できることをやってみるだけだから。」 「……分かりました。」 砂守の少女が二人を見る。 「私は?」 巫女は水袋を一つ持ち上げた。 「お願いがあります。」 「うん。」 「私がこれを投げます。ヴァルザの上で壊してもらえますか?」 砂守の少女は水袋とヴァルザを交互に見た。 「それならできる。」 即答だった。主人公が砂守の少女を見る。 「大丈夫?」 少女はナイフを構える。 「さっきみたいに近づかなくていいなら、こっちの方が楽。」 「よかった。」 主人公は少し安心したように頷いた。ヴァルザが唸る。 「じゃあ……僕が引きつける。」 「気をつけてください。」 「うん!」 地面を蹴る。ヴァルザも動いた。主人公へ向けて巨大な前脚が振り下ろされる。だが、同期した今なら見える。主人公は一歩横へずれ、そのまま巨体の脇を抜ける。ヴァルザが身体を反転させる。 「こっちだ!」 主人公は無理に攻撃しない。ヴァルザが自分を追うように距離を調整する。 「今なら!」 巫女が一つ目の水袋を投げた。弧を描いて、ヴァルザの頭上へ。砂守の少女の目が細くなる。 「ウィンドカッター!」 風の刃。水袋が弾けた。水がヴァルザの頭から肩へ降りかかる。 「もう一つ!」 二袋目。 パァン――! 今度は背中。 「次、いきます!」 三袋目。 砂守の少女が少し位置を変える。 「右に投げて。」 「分かりました!」 巫女の投げた水袋が、ヴァルザの右側へ飛ぶ。 「ウィンドカッター!」 砕けた袋から大量の水が飛び散り、右前脚から脇腹を濡らした。砂守の少女が短く言う。 「まだ左が少ない。」 主人公が驚いて少女を見る。 「そこまで見えるんだ。」 「濡れた砂は動きが違うから。」 巫女が最後の大きな水袋を持つ。 「では、左へ!」 大きく投げる。風の刃が命中した。 バシャッ――! これまでより多い水がヴァルザの全身へ広がった。砂と岩でできた身体から、水が滴り落ちる。ヴァルザが不快そうに身体を揺らした。主人公が巫女を見る。 「いけそう!?」 巫女は杖を握りしめた。 一度だけ大きく息を吸う。 「……やってみます!」 杖の先をヴァルザへ向ける。今までとは違う。空気からわずかな水分を集める必要はもうない!必要な水は、もうそこにある! 「――アイスバインド!」 冷気が走った。まず、ヴァルザの足元が凍る。 「ガォッ……!」 水を含んだ砂が固まる。そこから氷が一気に上へ伸びていく。 脚。胴体。肩。背中。 水に濡れた部分を伝うように、氷がヴァルザの身体を覆っていく。 「すごい……。」 主人公が思わず呟いた。これまで砂漠で使っていたアイスバインドとは、規模が違う。ヴァルザが激しく身をよじる。岩の外皮が軋む。だが、いつものように砂へ崩れない。崩れようとした部分まで氷が固めている。砂守の少女が目を見開いた。 「……砂が動いてない!」 巫女もそれを見る。 「やっぱり……。」 少し嬉しそうに表情が緩む。しかしすぐに、氷へ細い亀裂が入った。 「っ……!」 巫女の表情が変わる。 「長くはもちません!」 主人公はすでに走り出していた。 「分かった!」 ヴァルザへ一直線。前脚は氷に固定されている。砂にもなれない。今までとは違う。主人公は大きく踏み込む。 「――っ!」 剣を振り抜いた。氷。岩の外皮。その両方をまとめて刃が切り裂く。ヴァルザの身体に巨大な亀裂が走った。 「グギャァァァァァァァァァァッ!」 今度は――戻らない。主人公の目が大きく開く。 「傷が残った!」 巫女も声を上げる。 「効いています!」 ヴァルザが暴れる。氷の亀裂が広がる。巫女は杖を握り直した。 「もう少しだけ……!」 冷気が再び強くなる。割れかけた氷を押さえ込む。主人公が振り返る。 「大丈夫!?」 「私は大丈夫です!」 だが声には余裕がない。 「今のうちに!」 主人公は頷いた。 「うん!」 再び踏み込む。先ほど作った傷へ、全力で剣を叩き込む。 ガァン――!岩の外皮が大きく砕けた。ヴァルザが身体をよじる。主人公も吹き飛ばされそうになるが、Overtakeの力で踏みとどまる。 「まだ……!」 もう一度。剣を振り上げる。砂守の少女が叫んだ。 「少し上!」 「え?」 「そこ!さっきから砂が崩れてる!」 主人公が視線を上げる。傷のすぐ上。岩の外皮に細い亀裂。何度も身体を作り直した影響なのか、そこだけわずかに不安定になっている。 「……分かった!」 狙いを変える。踏み込む。全力で剣を振り下ろした。鈍い破砕音。ヴァルザの外皮が大きく割れた。巨体が傾く。 「グ……オ……。」 そして、そのまま石床へ倒れた。 ドン――。 地面が揺れる。しばらく、三人とも何も言わなかった。主人公は剣を構えたまま、荒い息を整える。巫女が杖を下ろしかける。 「……倒せた、のでしょうか。」 砂守の少女はヴァルザを見つめている。 「動かない。」 主人公も巨体を見る。確かに動かない。だが、視界の端に、まだ文字が残っていた。 スキル「Overtake」 対象:災印獣 ヴァルザ 同期状態 継続中 主人公の表情から、わずかに安堵が消えた。 「……待って。」 巫女が振り返る。 「どうしました?」 「まだだ。」 「え?」 主人公は剣を握り直す。 「ヴァルザが倒れたなら、いつもなら、もうOvertakeの同期が切れてるはずなんだ。」 砂守の少女も主人公を見る。主人公は動かないヴァルザから目を離さなかった。 「……まだ終わってない!」 巫女も再び杖を構える。その時!黒い巨体が、ゆっくりと持ち上がった。主人公の身体が強張る。ヴァルザの喉の奥から、これまでとは違う低い音が漏れる。 「グオオオオオオオ――ッ!!」 巨大な咆哮が、遺跡全体を震わせた。


