
星の位置を測るとき 僕の位置も確かめる 在るべき場所はここなのか 進むべきはこの道か そこに居たことを忘れられても 悲しいなんて思わない アストロラーベが示す、星の位置 宇宙が示す、僕の位置 自分の場所は確かめた 進む方角を決めていこう 「何者かにならないといけない」 自分を焦らす、その言葉 縛った心を解き放とう すくんだ足も動き出す 名を残すことは求めずに 小さな満足を見つけに行こう アストロラーベが導く、この旅に 忘れた思いを呼び戻す 最後に見たい景色があった 宇宙から見る星たちだ 長い時間が、かかったが やっと宇宙へ飛び立てる 空を見据えて、角度を定め あとはひたすら高く高く アストロラーベを胸に抱き 地球を離れ、宇宙へ飛んだ 見える景色は星に埋まり 心の全てを飲み込んだ アストロラーベをそっと手放し 少し笑って呟いた 「悪くなかった」

