
[Intro] ピコン! 脳内緊急会議を開始します 本日の議題は 大切な人への接し方について ……全員、着席! [Verse 1] いつものように届いていた 心のこもった長いコメント 一行ごとに笑顔になって 何度も読み返していた 面白いところを見つけては 僕よりずっと楽しそうに 物語の中を歩いてくれる そんな君が大切だった だけどある日ふと思った 嬉しさばかり受け取って 君の大切な時間まで 当たり前にしていなかった? [Pre-Chorus] 感情課長が立ち上がる 「だって本当に嬉しかった!」 理性部長が問いかける 「相手の気持ちは聞いたのか?」 心配主任が青ざめた 「もしかして困らせた?」 記憶係が手を挙げた 「あの言葉を確認します」 [Chorus] 脳内緊急会議! 七つの声がぶつかり合う 好きな気持ちが大きいほど 見えなくなることもある 脳内緊急会議! 誰かを責めたいわけじゃない 君を大切にしたいのに 僕は何を間違えたんだろう [Verse 2] いつからだろう自然に ニーナって呼んでいたこと 親しみを込めたつもりでも 君はどう感じていたんだろう そして名前を呼ばれなくて 寂しいなんて伝えたこと そんな小さなわがままで 君を困らせていなかった? 「いおりって呼んでほしい」 たったそれだけの願いでも 君には君の気持ちがある それを忘れちゃいけなかった [Pre-Chorus 2] 妄想係が騒ぎ出す 「もう嫌われたかもしれない!」 記憶係が首を振る 「それはまだ分からない!」 勇気係がつぶやいた 「ちゃんと謝ってみようよ」 理性部長が付け加える 「返事は求めないこと!」 [Chorus 2] 脳内緊急会議! 言葉がうまくまとまらない 感謝も後悔も入り混じり 議事録だけが増えていく 脳内緊急会議! 大切だから考えたい 僕の嬉しいと君の嬉しい 同じとは限らないから [Instrumental Break] ピアノが問いかける ギターが答える ベースが静かに支える そして会議室に 小さな沈黙が訪れる [Bridge] ずっと黙っていた 直感室長が立ち上がる 「ねえ…… 難しく考えすぎじゃない?」 「君が好きだったのは 名前を呼んでもらうこと? それとも あの人が楽しそうに 歌を聴いてくれること?」 ……そうだった 僕の作った物語を 君が笑ってくれること 思いもしなかった場面に 君が涙してくれること それだけで 本当に幸せだったんだ [Final Chorus] 脳内緊急会議! ようやく答えが見えてきた 君の優しさに甘えていたなら 本当にごめんね 脳内緊急会議! 名前なんかより大切な 君が君のままでいられる そんな時間を守りたい 無理にコメントしなくていい 全部の歌を聴かなくていい 返事が遅くなったって 何も謝らなくていい 僕は僕の歌を作るよ 君は君の時間を楽しんで また聴きたい歌があったなら そのとき笑ってくれたらいい [Outro] 議長が最後に尋ねた 「それでは本日の結論は?」 感情課長が微笑んだ 「ありがとう、そしてごめんね」 理性部長がうなずいた 「これからは お互いの気持ちを大切に」 ピコン! 脳内緊急会議 本日の議事録 ……大切な人には 大切な人の時間がある 会議、終了

