
[instrumental-sax solo] [Intro] 氷がひとつ 落ちる音 静けさを 染めるブルーライト 「もう少しだけ」って 心が呟く 時だけがチクタク進んでる [Verse 1] 開(あ)け放たれたドアの向こう 笑い声が 遠ざかる あなたの席だけが 空いたままで バーテンダーが 目をそらした [Pre-Chorus] 時計の針が グラスをなぞる 琥珀の波に 沈む想い 待つことが 癖になって 名前を呼ぶことも 忘れた [Chorus] Come back to me, 今夜だけ 嘘でもいい 顔を見せて 酔いがまわるたび あなたの影 滲んで消えてく ミラーの中 [Instrumental Break] [Verse 2] グラスに残る 口紅の跡 たぶん 昨日の誰かのもの それでも少し 救われた気がした ひとりじゃない錯覚に [Bridge] サックスが泣く 店じまいの歌 灯(あか)りがひとつ 落ちるたび 心の奥の ドアも閉まる ――「またね」なんて 誰に言うの? [Chorus 2] Come back to me, 今夜だけ 幻でも 構わない 乾いた声で 呼ぶたびに 空(から)のグラスが また満ちてく [Outro] 夜が終わる音がする 氷が 最後の息を吐く 明日になれば 忘れるはずさ ――そう言い聞かせて また待ってる

