
利尻の雪は まだ根雪 ハマナスの棘 指に刺す 凍てつく空に 一番星 届かぬ想いを 誰に問う 板昆布を 浜に干す 潮の匂いが 袖に染む 群来る鰊の 銀の波 遠いお国とは 海の色も違う ノシャップの灯が またたく度に 宗谷の風が 頬を打つ 文を認める 墨もなく ただただ波音 聴いてます 利尻の雪は まだ根雪 ハマナスの棘 指に刺す 凍てつく空に 一番星 届かぬ想いを 誰に問う 拾った貝殻 耳にあて 聴こえるでしょうか 母の声 この地で根を張り 生きてゆけ 天から声する 北岬 いつかはこの手で 花を咲かす 春を待ちわびる 雪の下

