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桃太郎の朝

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V5.5

[Verse 1] きびだんごを 腰に結んで 桃の旗を 風にまかせた 犬も猿も 雉もとなりで 「鬼ヶ島へ」と 声をそろえた [Pre-Chorus] 海を越えたら 何かが変わる そう信じてた 赤い夕暮れ 門の向こうに 待っていたのは 折れた角じゃなく 静かな笑顔 [Chorus] 敵がいない 敵がいない 振り上げた剣が 行き場をなくす 勝つために来た 守るために来た なのに誰も 僕を憎んでない 桃太郎 桃太郎 正しさだけじゃ 帰れない [Verse 2] 鬼は畑で 豆をまいてた 泣いてる子には 甘い菓子をくれた 昔の噂 誰が書いたの 僕の物語 先に決めたの [Pre-Chorus] 宝を返せと 言うこともできる だけどその手は 傷ひとつない 握った柄から 伝わる重さ 戦う理由が 音もなく消えた [Chorus] 敵がいない 敵がいない 勇ましい歌が 胸でほどける 勝つために来た 英雄になりたかった なのに誰も 僕を止めてない 桃太郎 桃太郎 帰り道だけ 長くなる [Bridge] もしも物語を 書き直せるなら 鬼にも朝があると 最初に書くよ 剣を置いたら 空は広くて 負けじゃないのに 涙が落ちた [Final Chorus] 敵がいない 敵がいない それでも僕は ここまで来たんだ 守るって何だ 正義って何だ 答えのない島で 君と向き合う 桃太郎 桃太郎 むなしい強さを 抱きしめて 桃太郎 桃太郎 明日は一緒に 帰ろうか [Outro] 桃の旗を 静かにたたむ 鬼ヶ島に 朝が来る