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ヒロイン失格

V6

[Instrumental Intro] [Verse 1] 昇降口で 雨宿り 止みそうにない空を睨む こんな日に限って忘れるなんて ほんと ついてないわね 聞き慣れた足音がして 振り向けば あいつがいた 何も言わず 黒い傘を あたしの手に押しつけた [Pre-Chorus] 自分は濡れて帰るくせに 昔から変わらない あたしはあんたの幼馴染 なんでもお見通し 強がる癖も 黙る理由も ずっと見てきたから [Chorus] 黒い傘を握りしめて 遠ざかる背中を見てた ほんの一瞬 あんたの気持ちが あたしを向いた気がした 証明なんて できなくても 神様も奇跡もあるんだね 今日は少しだけ 嬉しかった [Verse 2] あんたのことなら分かるわよ 長い付き合いなんだから 優しい横顔も 誰を想っているのかも 分かってる 分かりたくないことまで [Pre-Chorus 2] もしここに あの子がいたなら 迷うこともないでしょう この傘を渡す相手は あたしじゃなかった それでも今日だけ 嬉しいと思ってしまった [Chorus 2] あの子がいない雨の日を 少し喜んだあたし あんたの優しさ 独り占めして 神様にまで感謝した 奇跡なんて柄じゃないのに あるんだって 思っちゃった [Bridge] あの子じゃなくてよかったなんて 願っちゃいけない 誰も悪くないことくらい あたしが一番分かってる それでも嬉しかった こんなこと考えてるあたし ヒロイン失格ね [Final Chorus] 黒い傘を握りしめて 雨の向こう あんたを見てた ほんの一瞬 あんたの優しさが あたしだけに向いていた 勘違いでも 構わないから 今日くらい大事にさせてよ 神様 もし奇跡があるのなら これ以上は望まないから [Outro] 雨が止んだら 返さなくちゃね 借りた傘も この時間も 明日になれば また幼馴染 あんたのことは なんでもお見通し だからこの気持ちだけは 知られちゃいけない