駅前のパン屋がシャッターを下ろすころ 君は切符の角を何度も撫でてた 言葉にしたらほどけそうな約束を 制服のポケットで温めていた 発車ベルが遠くで鳴って 言えなかったことが胸を叩く 星をひとつポケットに入れて 知らない町へ歩き出そう 離れた窓に手を振る君へ またねの続きは明日話そう 少し泣いたっていいよ 君の歩幅で進めばいい 川沿いの自販機で分けたレモン水 小さな笑い声まで覚えている 古い地図には載ってない道でも 君が選ぶならきっと見つかる 改札の時計が進むたび 昨日の僕らが背中を押す 星をひとつポケットに入れて 知らない町へ歩き出そう 離れた窓に手を振る君へ またねの続きは明日話そう 少し泣いたっていいよ 君の歩幅で進めばいい 雨の日にはあの坂道を 思い出して笑ってみて どんなに遠い空の下でも 同じ夕焼けを見つけるから 星をひとつポケットに入れて 新しい朝へ歩き出そう 離れた窓に手を振る君へ またねの続きはここから始まる 迷う日だっていいよ 君の歩幅で進めばいい いつか同じ駅に着いたら あの日の話を聞かせて 星をひとつポケットに 君の明日を照らすように



