
改札を抜けて 君を探した 白いマフラー いつもの巻き方 目が合う前に 気づいてたのに 平気な顔で 手を振った 何でもない話をして 帰り道を遠回り 言えない気持ちが コートのポケット 指先でそっと丸くなる 君といると いつもの景色が 少しだけ好きになる 名前を呼ぶ その声だけで 今日が甘くほどけてく まだ友達のふりをして 隣を歩いていたい 次の角を曲がる前に もう少し ここにいて カフェの窓辺 冷めかけたラテ 君の話に 何度もうなずく 笑った横顔 覚えていたい 帰ってからも思い出せるように 「また明日ね」そのひと言 胸の奥でくり返す いつもの駅まで あと少しだけ ゆっくり歩いてくれたら 君といると いつもの景色が 少しだけ好きになる 名前を呼ぶ その声だけで 今日が甘くほどけてく まだ友達のふりをして 隣を歩いていたい 次の角を曲がる前に もう少し ここにいて 伝えたら変わるかな この近さも 笑い方も 答えを急がなくていい 今夜はまだ帰りたくない 君といると いつもの景色が 昨日より好きになる 名前を呼ぶ その声だけで 明日まであたたかい いつか友達のふりをやめて 好きだと言える日まで 次の角を曲がったあとも 同じ歩幅でいて 「また明日ね」って手を振る君 その声を連れて帰る

