[Verse] レモンをかじったそのあふれ出る果汁 不意に弾けた 痛いくらいの黄色 その酸っぱさで 君は涙を一筋こぼす 初めての恋だった 命がけの恋だった だけどそれは勘違い 君が愛したのは 僕の形をした「誰か」で 本当に愛されたかったのは 僕じゃない [Pre-Chorus] 君のどこまでも真っすぐな瞳 決して大人たちの欲望を受け付けない 汚れないように 傷つかないように 張り詰めていた 硝子のバリア それでもある時 キミは気づいたんだ 正しさだけでは生きていけない世界があることに [CHorus] 残念だけど 僕を信じたのが間違い 君が思うほど 僕はきれいじゃない 優しいふりをして 君を騙すような ずるくて 汚れた 人間なのさ レモンの果汁が 傷口に染みるみたいに 君の純粋さが 僕をじわじわと責め立てる [Verse] 突き放した時の 君の顔 世界が反転したような 絶望の目 僕がヒーローじゃないって もっと早く言えばよかった? 偽物の優しさに縋(すが)らせていたのは 僕の身勝手な 寂しさのせいだ [Chorus] 剥き出しの感情で レモンをかじった君の姿 あまりに綺麗で あまりに儚くて まぶし過ぎて思わず 目をそらしたんだ 光の真ん中に立つ君と 影に隠れることしかできない僕 交わるはずのない 二つの世界 [Guiter solo] [Outro] テーブルの上に残された 半分に切られた レモンの果実 君の涙の理由は 酸っぱさのせいじゃない 冷めていく部屋に 苦い香りだけが いつまでも 残っている


