
[verse 1] 冷戦の底に沈んだ 海軍の聴診器が 誰も呼んでいないのに 聴こえてしまった歌がある 太平洋のどこかで ひとつの声が鳴り続けてる 仲間の言葉じゃ届かない 音程がひとつだけずれたまま [pre-chorus] 誰かに聴こえてるはずだと それでも歌いながら泳いでいく アリューシャン列島をひとりで越えて カリフォルニアまでまたひとりで [chorus] Lonely hertz, fifty two どこまで歌えば聴こえるんだろう 水深千メートルの夜に 君の声はずっと鳴ってた Lonely hertz, fifty two 帰る場所もない群れもない それでも泳ぐのをやめないから 僕は海の地図を覚えた [verse 2] 科学者たちは何年も 君の姿を探し続けて 映っているのは波形だけ 生きている証拠 それだけでいい 二種類の血が混ざったまま どちらの言葉でも鳴けない それでも声帯は震えてる この世界の誰かに届くまで [pre-chorus 2] 見つけてもらえなくていい ただ歌いながら泳いでいく 太平洋の真ん中で 孤独は贅沢な場所をまってる [chorus] Lonely hertz, fifty two どこまで歌えば聴こえるんだろう 水深千メートルの夜に 君の声はずっと鳴ってた Lonely hertz, fifty two 帰る場所もない群れもない それでも泳ぐのをやめないから 僕は海の地図を覚えた [bridge] 2010年、秋 センサーがふたつ拾った 離れた海域で 同じ音程の声を もしも君が答えを聴いたなら 歌い方を変えなくていい ずっとそのまま ずっとそのまま 変わらぬヘルツで震えていてくれ [last chorus] Lonely hertz, fifty two もう一度だけ聴かせてくれないか 水深千メートルの夜を 泳いでいける気がするから Lonely hertz, fifty two 孤独は言語じゃないから どんなおんていでも 鳴り続けることが歌だから Lonely hertz, fifty two Lonely hertz, fifty two もう一度だけ聴かせてくれないか

