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夕暮れのウクレレ(bossa nova)/茜

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V6

[Verse 1] 夕焼けがビルの窓に 細く長く刺さって 改札へ急ぐ靴音が やけに胸をせかすの ベンチに座ってひとつ 深く息を吸い込めば 金木犀とコーヒーが 少しだけ混ざってた [Verse 1-2] 短い髪を揺らして 知らんぷりしてみるけど ほんとは今日もあなたを どこかで探してしまう 膝の上のウクレレを 爪ではじいたそのあと 言えなかったさよならが 丸い音になって飛ぶ [Pre-Chorus] ねえ 思い出はずるいよ 今さらやさしい顔して 忘れたふりした心の いちばん奥を つついてくる [Chorus] ポロンって鳴らした夕暮れに あなたの名前が滲んでる オレンジ色の街の中 ひとりぼっちがきれいすぎる 会いたいなんて言わないで 会いたいなんて思わないで そんなふうにごまかして わたしは今日も歌ってる [Verse 2] 信号が青に変わって 人の波がほどけても わたしだけ取り残され 同じ場所で揺れている ショーウィンドウに映った 強がりみたいな横顔 大人になるってこういうこと? まだ少しわからない [Pre-Chorus 2] もう平気って言えたなら もっとかわいく笑えるの? 胸の痛みを隠すたび ほんとの声が 細くなるよ [Chorus 2] ポロンって弾いたこのコードに 昨日の涙が残ってる 秋の風は冷たいくせに 変にやさしく髪を撫でる 好きだったって言えたなら 違う明日があったのかな 答えのない帰り道で わたしは空を見上げてる [Bridge] ベンチの端に落ち葉ひとつ となり空けても誰も来ない だけどこの寂しささえ 今はちゃんと抱いていたい [Chorus 3] ポロンって鳴らした夕暮れが わたしの背中を押していく あなたがいないこの街でも こんなふうに恋は光る 泣きたい夜を越えるたび 少しずつでも変われるなら 短い髪を風に任せ 明日のほうへ歌っていく [Fade to End]