[Verse 1] 昇降口に 立つ背中に 「おはようございます」と言いました 誰にでも 同じトーンなのに その返事は、あたたかいです マフラーの端を直す仕草 靴紐を結ぶ、その指先 朝のざわめきの中でも 目で追ってしまいます [Pre-Chorus] 話をしたい、でもできなくて ただ後ろから、ついていくだけ 人の流れに紛れながら その背中だけ、見ていました [Chorus] 先輩、先輩 その背中を追いかけて 先輩、先輩 この距離を縮めたいです 朝の光が、窓を照らして 冬の寒さも、悪くはなくて ありふれた一日の始まりが 特別なものに変わりました これが恋だと、気づいた頃には さよならの日が、近づいていて 冬空、冬空 春が来なければ いいのにな [Verse 2] 部活終わりの、帰り道 「寒いですね」と言いました みんなの声が、少し遠くて 先輩の声だけ、聞こえました 後輩の名前を呼ぶとき 少し早口になるところ 困っている人に すぐ気づくところも、好きです [Pre-Chorus 2] 名字で呼ばれるこの距離が 急に遠く 感じはじめて 近づきたいのに、何も言えずに 近づく方法も、わかりません [Chorus 2] 先輩、先輩 名前で呼んでください 先輩、先輩 そんな夢を、見ています 時計の針が、回るたびに さよならの日が、近づきます それでもこの時間はまぶしくて もう少しだけ、願ってしまいます 言葉には、できない想いを 胸にぎゅっと、しまっています 冬道、冬道 いつも、あなたを探しています ああ [Break] [Bridge] 昇降口の人の波 同じ速さで歩きながら 離れないでいることが 私の全てでした [Last Chorus] 先輩、先輩 振り向いてくれなくても 先輩、先輩 もう、ここまで来ました 桜が咲く その前に この想いを 届けます きっと きっと きっと 今はまだ、追いかけるだけの 背中ですけれど あなたの隣を 歩きたいです 冬空 冬空 あなたが あなたが 好きです [Guitar Solo] [Outro] お疲れさまでした また、明日も


