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飾れなかった願い

V6

[Intro] 久しぶりに開いたページ 懐かしい紙の匂い はらり 足もとに落ちた あの日の小さな秘密 [Verse 1] 少し褪せた 細い文字 覚えてる 私の字だ 窓の向こう 蝉の声まで あの夏へ連れてゆく 夢の話をするあなたは いつも遠くを見ていた 「応援してるよ」と笑ったあと 言葉をひとつ 飲み込んだ [Pre-Chorus] 本当はね その背中に ついて行きたかった でもあなたの未来の 重荷になりたくなかった [Chorus] 七月の空に 言えなかったこと 星なら知っていたのかな 笹の葉さえも 触れないままで しまい込んだ あの日の願い あなたを好きだった それだけは 今も消えない [Verse 2] ページの間で眠ったまま 時間だけが過ぎていた あなたは夢に届いたかな どんな街で笑ってるかな 震える指で 裏返せば 幼い願いがそこにある 「彼とずっといられますように」 書いた夜を 思い出した [Pre-Chorus] 飾れば何かが 変わってしまいそうで 叶わないことを知るのが あの頃は怖かった [Chorus] 七月の空に 残した願い 今さら胸を締めつける 「一緒に行く」と たったひと言 どうして言えなかったんだろう あなたを好きだった だからこそ 送り出した [Bridge] 窓を開ければ 夜の匂い 今年も星が瞬いてる 離れたことは 終わったことと 同じじゃないと 思えた 織姫と彦星も 遠い空を越えてゆくなら [Breakdown] もう一度だけ 願ってもいいかな [Final Chorus] 七月の空へ 今度はちゃんと この願いを飾ってみるよ 「ずっと一緒に」じゃなくていい 同じ道じゃなくてもいい いつか どこかで あなたにまた会えますように あの日言えなかった「行きたい」も 今日なら笑って話せるから 天の川の向こうじゃなく この世界のどこかで いつか あなたも夢を叶えた顔で 私を見つけてくれますように [Outro] 風に揺れてる 古い短冊 やっと星空を見上げてる さよならじゃなく またね、と揺れてる [end]