
【Verse 1】 ガラスの雫が地面に落ちて 乾いた拍手をひとつ残した 眉をひそめた朝の清掃員は ため息だけをほうきに絡めてる 【Verse 2】 掃きこぼれたままの透明な棘 踏めば沁みそうで目が離せない 痛みのかたちって案外こういう しょうもない破片ほど冴えている 【Pre-Chorus】 ねえ 綺麗って何だっけ 磨いた途端、鈍る気がして 【Chorus】 無垢は飾られた色の中じゃ きっと息なんてできないの 成形前のいびつな影だけが まだ私を照らしてる 割れたガラスの声が言うの 本当は壊れる前が嘘だよって 【Verse 2】 昼下がりの陽が欠片を舐めて 机上の論理より雄弁に光る 拾い集めたって元には戻らない それでいいと知ってしまった 【Chorus】 無垢は飾られた色の中じゃ やっぱり息なんてできないの 誰かの正しさに型どられたら きっと私が霞む 散ったガラスの祈りみたいに 鋭くても生きていたいの 【Bridge】 掃き捨てられるほど輝いて 触れた指先まで裸にする ただ形を選びたかっただけ 【Last Chorus】 無垢は飾られた言葉よりも 沈黙の方に宿るんだろうね 不揃いなまま散った破片こそが 今日の私の美学 ああ ガラスの雫みたいに 今、音を立てて目覚めてゆく

