夜が ゆっくり 沈んでく 光が しずかに ひろがる 夜が ゆっくり 沈んでく 街のひかりが 足もとに 理由なんて いらないまま ただ手を つないでしまう この瞬間を 抱きしめて 目をそらせば 消えそうで 空のどこかで なにかが ほどけてく 今夜 私たち 空に咲く花 銀のひかりで ひらいてく 世界は 少しずつ 遠ざかる 色のなかで 離さないで 消えないで 空に咲く はなび このままでいて すべてになる 煙のかわりに 花が散る 音だけがまだ 残ってる 私たちはまだ あのひかり 静かに戻る 夜の気配 消えたひかりが 揺れている 言葉にならない 距離だけが 近づいてく 今夜 私たち 空に咲く花 もう一度だけ ひらいてく 名前のない色が 揺れている 離さないで ここにいて まだ途中のはなび この夜のままで すべてになる 夜に とけていく まだ少し 咲いている 空だけが しずかに閉じる