
[Aメロ] 50年ぶりの 見慣れた車両 不意のまどろみ 慌てておりた ポケットの軽さに ハッとして 途方に暮れた 黄昏のホーム [Bメロ] 翌朝、駅員が 告げた場所は あの頃いつも ともに降りた終着駅 急行列車に 揺られながら 思いおこす 記憶のレール [サビ] 乗り換え駅の 見慣れたベンチ 動き出す窓 つぶやく駅の名 あの日ノートを 借りたっけ 雨の日に 傘を 分けたっけ 駅を過ぎるたび 鮮やかに セピアの街が 色づいて行く [Aメロ2] 終着駅の 古い改札 受け取ったスマホ 握りしめて 折り返しの急行 滑り込む ボックス席の 窓際に座る [Bメロ2] 飛ぶように過ぎる 景色の中で よみがえる友の顔 恋した人の声 スピードを上げる 時の音 置いてきた 眩しさに胸が騒ぐ [サビ2] 遠ざかる日々に つぶやく名前 風に消えてく あどけない影 君と歩いた 並木道 いつまでも 続くと思ってた 窓にうつる 白髪の顔が 切なさに少し 目を細めてる [アウトロ] あの乗り換え駅に 停車して ドアが閉まる その瞬間に 胸の奥で つぶやく「さようなら」 見上げた空は どこまでも 青く どこまでも どこまでも 青く――

