
FOLLOW… FOLLOW… HOLLOW… 招待状の余白に今夜の名を書く 昨日の名は黒い蝋で塞ぐ 名前を替え 幕を替え 肖像も塗り替えて 拍手の向きへ口角を上げる この顔ならよく馴染むでしょう 右へ一歩 左へ一歩 呼吸まで揃えて 視線の数だけ私を着替える 鏡だけが遅れて笑う FOLLOW FOLLOW HOLLOW UNISON 同じステップで違う夢を見る FOLLOW FOLLOW HOLLOW UNISON 喝采の中で輪郭が消える 似せるほど 馴染むほど 誰の声かもわからない 美しく並んだこの夜に 私だけが私を見失う FOLLOW HOLLOW HOLLOW... グラス越しには永遠を誓い 緞帳の裏で封蝋が裂ける 誰を招き 誰を外す 囁きだけが先に踊る 正面では肩を抱き合い 背中では別の宛名を書く 顔を一枚 また一枚 上から重ねて 外すための顔はもう残っていない 鏡だけが何も言わない FOLLOW FOLLOW HOLLOW UNISON 同じ言葉で違う意味を隠す FOLLOW FOLLOW HOLLOW UNISON 微笑むたび本音が遠ざかる 繋ぐほど増えるほど 独りになるこの輪の中 誰かに似せた その顔を 誰かがまた真似して踊る 一枚目は礼儀 二枚目は好意 三枚目は沈黙 四枚目から数えてない これは嘘なのか 偽善なのか どちらでも もう同じだろう 裸の顔で立てる場所など 最初からここにはない FOLLOW… 誰を? FOLLOW… 何を? HOLLOW… FOLLOW FOLLOW HOLLOW UNISON 揃わぬ心で完璧に踊れ FOLLOW FOLLOW HOLLOW UNISON 誰もが誰かの鏡を演じる 変わること 生きること その境目が消えてゆく 仮面の下を覗いたなら そこにもまた仮面がある FOLLOW FOLLOW HOLLOW UNISON 名前も声も 好きに替えればいい FOLLOW FOLLOW HOLLOW UNISON それでも最後に残るのは誰だ FOLLOW… FOLLOW… HOLLOW UNISON 最後の顔を誰が知る

