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雨の日のディスタンス

V5.5

​(Aメロ) 街角の靴屋の軒下で 濡れた肩をすぼめて立ち尽くす君 困った顔がなんだかほうっておけなくて 私は握りしめたビニール傘を広げた ​(Bメロ) 「ほら、これに入って?」 遠慮する君の、少し濡れた制服の袖 「いいから!」って、ちょっと強引に 腕を引いたのは 雨のせいにさせてね ​(サビ) 近すぎるディスタンス 触れそうな肩と肩 激しく叩きつける雨の音さえ 私の高鳴る心臓の音に かき消されていくの ねえ、気づかないで このバクバクに でも、離れたら君が濡れちゃうから このまま、このままでいさせて ​(Aメロ) アスファルトに弾けるしずくたち 右側だけが濡れていく君のショルダーバッグ 「もっとこっち寄りなよ」って言いたいけれど これ以上近づいたら 胸が破裂しそうだよ ​(Bメロ) 君の横顔、こんなに近くで見るの初めてで 雨の匂いと、君のシャンプーの香りが混ざり合う 私のこの気持ち、透き通る雨みたいに 全部君に、伝わってしまいそうで怖いよ ​(サビ) 狭すぎる傘の下 止まらない高鳴り 世界中で二人きりになったみたい 雨粒が作るカーテンの向こう ねえ、終わらないで この不器用な時間 信号が青に変わっても もう少しだけ、ゆっくり歩いて ​(Cメロ) もしも明日が晴れちゃったら 私たちはただのクラスメイトに戻るのかな? 「ありがとう」って笑う君の顔を ずっとずっと、独り占めしていたいなんて 言えるわけないよ ​(ラストサビ) 近すぎるディスタンス 離れたくないよ 雨の音がどんなに激しくなっても 私の恋の音は もっと大きく響いてる ねえ、気づいてほしいような、隠したいような わがままな雨宿りだけど この時間が、いつまでも続いてほしいの ​(アウトロ) 傘を傾けて、君を濡らさないように 私の左肩は、冷たくて温かい 雨よ、まだ降っていて。 二人のステップ、ゆっくり、ゆっくり。 ​