
(Aメロ) 街角の靴屋の軒下で 濡れた肩をすぼめて立ち尽くす君 困った顔がなんだかほうっておけなくて 私は握りしめたビニール傘を広げた (Bメロ) 「ほら、これに入って?」 遠慮する君の、少し濡れた制服の袖 「いいから!」って、ちょっと強引に 腕を引いたのは 雨のせいにさせてね (サビ) 近すぎるディスタンス 触れそうな肩と肩 激しく叩きつける雨の音さえ 私の高鳴る心臓の音に かき消されていくの ねえ、気づかないで このバクバクに でも、離れたら君が濡れちゃうから このまま、このままでいさせて (Aメロ) アスファルトに弾けるしずくたち 右側だけが濡れていく君のショルダーバッグ 「もっとこっち寄りなよ」って言いたいけれど これ以上近づいたら 胸が破裂しそうだよ (Bメロ) 君の横顔、こんなに近くで見るの初めてで 雨の匂いと、君のシャンプーの香りが混ざり合う 私のこの気持ち、透き通る雨みたいに 全部君に、伝わってしまいそうで怖いよ (サビ) 狭すぎる傘の下 止まらない高鳴り 世界中で二人きりになったみたい 雨粒が作るカーテンの向こう ねえ、終わらないで この不器用な時間 信号が青に変わっても もう少しだけ、ゆっくり歩いて (Cメロ) もしも明日が晴れちゃったら 私たちはただのクラスメイトに戻るのかな? 「ありがとう」って笑う君の顔を ずっとずっと、独り占めしていたいなんて 言えるわけないよ (ラストサビ) 近すぎるディスタンス 離れたくないよ 雨の音がどんなに激しくなっても 私の恋の音は もっと大きく響いてる ねえ、気づいてほしいような、隠したいような わがままな雨宿りだけど この時間が、いつまでも続いてほしいの (アウトロ) 傘を傾けて、君を濡らさないように 私の左肩は、冷たくて温かい 雨よ、まだ降っていて。 二人のステップ、ゆっくり、ゆっくり。

