改札を抜けるたび 湿った風がまとわりつく お気に入りの白いスニーカー また少し汚れた 「大丈夫?」って聞かれても うまく笑えない日がある やることばっか増えていくのに 心だけ置いてかれてる 雨粒ゆれる交差点 透明な傘の向こう 名前も知らない誰かまで なんだか少し寂しそう でも カフェの窓際で ぬるくなったミルクティー ぼんやり見てる街の色 今日は今日でいいかな 上手く生きれなくても ちゃんと朝は来るから ため息混じりの六月を 少し好きになれたら SNSのいいね!とか 比べだしたら終わりなのに 気づけばまたスクロールして 勝手に落ち込んでる イヤホンから流れてる 昔好きだったラブソング あの頃より少しだけ 強くなれた気がした 雨上がりの匂いって なんでこんな切ないんだろう 誰にも言えない不安まで 静かに滲んでいく でも カフェの片隅で ぬるくなったミルクティー ノートに並ぶ走り書き 「まだ頑張れるかな」 夢とか未来とか 綺麗事に思う日もある それでも明日の私を 嫌いになりたくない ねぇ 六月の帰り道 ビルの隙間の夕空 泣きそうになるそのたびに 雨が隠してくれる カフェの窓際で 最後のひとくち飲み干す 憂鬱だって抱えながら 今日をちゃんと生きてる