[Verse 1] 時計のない車内で 名前のない駅を過ぎる 窓に触れた指先は 熱を奪われ冷えていく 猫が眠る膝の上 やわらかな重みだけが ここにいる理由みたいに 静かに息をしている [Pre-Chorus] 同じ景色 何度目だろう 誰も数えていないけど 降りたはずのあの人が また隣で微笑んだ [Chorus] 降りてもいいよ 過ぎてもいいよ どちらもきっと間違いじゃない ドアはひらいているのに なぜか一歩が遠くなる 回り続ける境界のメビウス はじまりも終わりもなくて さよならさえもやさしくて ほんとうの意味がつかめない [Interlude] [Pre-Chorus 2] 行き先は気の向くままに そう思っていたけれど 思い出せない来し方が 同じ朝を連れてくる [Chorus] 降りてもいいよ 過ぎてもいいよ どちらでもなくあいまいなまま ドアの向こうに何かがあると 信じることができなくて 回り続ける境界のメビウス 景色は少しずつ違うのに 繰り返してる気がするのは 記憶の嘘が見抜けないから [Bridge] 温もりだけが残って 理由はどこかに消えていく 私はどこにいるのか それさえわからない [Final Chorus] 降りてもいいよ 過ぎてもいいよ どちらの手にも光があって そのまばゆさに慣れた頃 つぎの一歩を踏み出すのだ 回り続ける境界のメビウス はじまりも終わりもなくて それでもどこか儚くて 同じ駅は二度とないから [Outro] 発車ベルが遠くで鳴る それが別れかはじまりか 誰も知らないまま 時計のない車内で


